シゴトノート

最高の仕事ノートにするべく、仕事に関係する様々なことを網羅していきます!仕事力アップのヒントがきっとある!!

減価償却とは?わかりやすい減価償却の解説!

      2018/11/07

今回は減価償却の解説です。

減価償却という言葉は仕事をしているとよく聞く言葉かもしれません。

でも、、、

  • 減価償却が何なのか?
  • 何のためにこの用語が使われているのか?

これらを明確に説明できる人はかなり少ないと思います。

「そもそも言葉が難しすぎて調べる気すら起きない、、、」という人も多いかも(笑)

スポンサーリンク

経理に携わるなら是非知っておきたい<減価償却>について説明します。

減価償却とは?

減価償却とは高額のものを買った時に一度に全てを費用とせずに、数年に渡り、そのかかった費用を分割することです。

会社規模だとわかりにくいので、個人の家計簿で例えてみます。

家計簿をつけている方は、1か月の収支で

「今月はうまくやりくり出来た。」

「今月は支出が多すぎた」

と分析して日々やりくりしているかと思います。(違う方はご勘弁ください笑)

例えば、8月に車を現金で一括買いました。金額は100万円。

毎月の収入が20万円でいつも収支は1万円~3万円の黒字。

つまり支出が17~19万円ぐらいで収まっているとします。

でも8月は車を買ってしまったので、支出が118万円、、、

8月だけでみると98万円の赤字です。

他の月に比べて大きな違いが出てしまいますよね?

ただ他の人が収支の結果だけ見ると、

「いったいどうしたの?」

と思ってしまう。

もちろん家計簿なら、このままで問題ないです。

理由もわかっていますし、誰かに文句を言われたり、給料に違いが出るわけではない。

でも会社は違います。(家計簿は月ごとで説明しましたが、会社は1年単位でとらえてください)

会社は決算書といって1年間の収支を公示する必要があります。

スポンサーリンク

その決算書は会社の株を買ってくれている株主や融資を受ける際に銀行が見るものです。

もしビル購入や設備投資の費用をその年に全てに含めてしまうと、その年は大幅に赤字でしょう。

株主や融資先の銀行から見たら、

「この会社はもうやばい」

と感じるはず。

そうなったら、株主は株を売るでしょうし、銀行は融資をしてくれなくなる恐れがあります。

それに、次の年は購入費用等が一切なくなるので、その分利益が大幅に増えることになります。

昨年と今年で全然異なる収支結果になるのです。

「それだとおかしい!」

ということでこの減価償却が使われています。

それに、例えば、工場を購入した場合に、その工場を1年で使い切るってことないですよね?

数年に渡って絶対使い続けるもののはず。

だったら購入したその年に全額を費用とするのは合理的じゃない。

だから、設備投資などの大きな額の費用は、その年に費用のすべてを費用と扱わない。

それぞれ決まった年数で分割して分割額をその時の費用として計上しましょう、ということで減価償却が使われているのです。

減価償却の対象は?

減価償却の対象となるのは、10万円以上のもの。

ビルや工場などの設備や機械だけでなく、ソフトウェアなど形のない資産(無形固定資産)も対象になります。

減価償却の耐用年数とは?

耐用年数とは、その多額の費用を何年で分割するのか?ということの基準。

耐用年数は会社で勝手に決めていいものではありません。

税法で一律に決められています。

例えば、

  • 自動車は6年
  • 冷蔵庫・洗濯機も6年
  • テレビやカメラは4年

こんな感じです。

そんなに詳しく覚える必要はないでしょう。

詳しく知りたい方は、調べればすぐ出てきます。

減価償却と経営の関係

減価償却で費用の分割が行われると、実際のお金の流れと損益計算書の利益が一致しなくなることがあります。

なぜなら、自動車を200万円で購入した場合、現金で200万支払っていますが、費用の計上は分割されます。

なので、手元にある現金残高と損益計算書に載る利益が一致しない。

特に1年目は損益計算書の利益よりも現金が少ない状態になります。

逆に2年目以降は損益計算書の利益より、減価償却費の分、手元に現金が残るようになります。

なぜなら、2年目以降は自動車の支払いは完了していますが、減価償却費分の費用だけ計上されているからです。

減価償却という言葉だけを聞くと難しく感じると思います。

しかし、理解してしまえばそんなに難しいことではありません。

経営に携わって、減価償却をうまく利用するか、あるいはその仕組みに振り回されるかは知識と理解度次第です。

是非人に説明できるレベルで理解してくださいね!

バックナンバー・関連記事はこちら↓

損益計算書とは!?5つの利益の違いを徹底まとめ! | シゴトノート
あなたは損益計算書を正しく読み解けていますか? 損益計算書を読みこなすことが出来れば、 「この会社は本業で調子がいいか?」 「最終的な利益は黒字だけど、じつは危ない会社かもしれない。」 ということがわかるようになります。 今回は 「そもそも損益計算書って何?」 というところから、損益計算書の5つの利益それぞれの違いやチェックすべきポイントについてまとめていきます! 損益計算書とは? 損益計算書とは、決算書の1つで会社の一定期間の経営成績を表しているものです。 今期に会社がどれだけ収益を上げて、どれくらい費用を使い、どれだけ利益を得たのか、を見ることができます。 損益計算書はP/L(Profit and Loss Statement)と呼ばれ、会社を判断するための1つの基準になります。 損益計算書の中には売上高や本業での利益、突発的な費用、最終的な利益などが表示されています。 この損益計算書を読み解くには、表示されているそれぞれの項目が何を表しているかを理解する必要があります。 5つの利益それぞれの特徴と違い よく日経新聞やニュースで 「最終利益が230億円の黒字」 「営業利益を下方修正」 という用語を読んだり、聞いたりしますよね? ひと口に利益と言っても、損益計算書には5つの種類があります。 商品がどれだけ利益をもたらしているかを示す売上総利益 会社の本業の利益を表している営業利益 平常時の会社の利益を表している経常利益 法人税等を引く前の会社の最終的な利益である税引前当期純利益 会社の最終的な利益である当期純利益 この5つの利益それぞれを区別して、違いを説明出来るレベルになる必要があります。 1つずつ確認していきましょう! 売上総利益(粗利) 売上総利益は、<一定期間にその会社の商品やサービスがどれだけ利益をもたらしているか?>を表している会社の基本的な利益のこと。 粗利と呼ばれたり、売上総利益と呼ばれたりするので、混乱しやすいですが、粗利=売上総利益です。 売上総利益は会社の存続、成長のために絶対必要な利益で、その企業の収益の大元になります。 計算式は以下の通りです。 売上総利益(粗利)=売上高ー売上原価 売上総利益は、一定期間での会社の売上高から売上原価を引いて出すことが出来ます。
売掛金ってなに??売掛金のわかりやすい解説と注意点! | シゴトノート
今回は売掛金について。 経理関係のお仕事をしている方は<売掛金>という言葉は必ず目にすると思います。 でも 「なんとなくわかっているつもりだけど、説明できない」 という方も多い気がします。 ここで他の人に説明出来るようなレベルで売掛金について理解しておきましょう。 売掛金とは? 売掛金とは、商品の販売やサービスの提供をした際に、一定期間後に代金(現預金で)を回収する予定の未収入金のことです。 要は<ツケ>ですね。 昔はよく 「ツケといて」 と飲み屋の店主に言って帰る常連客の姿が良く見られましたが、最近はかなり減りましたね(笑) 売掛金がわかりずらいという方は、売掛の<掛>=まだ、と考えてください。 売ったけど、まだお金をもらっていない=売掛金(それ以外にも種類はありますよ)と考えてもらうと少しはわかりやすくなります。 売掛金の条件とは? 売掛金は条件があります。 売掛金というためには、 企業の主な営業取引でなければならないこと。 1年以内に現預金で回収が出来ると見込まれるものでなければならないこと この2つです。 もし、企業(小売業)が持っている建物などの固定資産を売却して、1年以内に回収する予定の代金は売掛金になりません。 それは未収入金といいます。 なぜなら、固定資産の売却はその企業の主な営業活動ではないから。 小売業の主な営業取引は商品の販売ですからね。 売掛金の分類は?? 売掛金は営業活動から生じる売上債権です。 貸借対照表においては、資産の部に計上される※流動資産の中の当座資産に含まれます。 売掛金は回収が大事! 売掛金は商品やサービスを提供して、一定期間後に料金を回収するものです。 なので、回収できなければ意味がない。 よって、大事なのはいかに回収出来るように管理するか、です。 商品の販売を大量に取引先企業にする場合は、相手の企業の経営状況等はしっかり把握しておきましょう。 万が一相手企業が倒産した場合、莫大な損失を負う可能性があります、、、 売掛金には時効がある また、売掛金には時効があることも注意をしましょう。 それぞれ種類によって時効期間が変わります。 建築工事などの請負代金が3年 製造業、卸売業、小売業の売掛金が2年 運送料、ホテルの宿泊代、飲食代等が1年 このように時効があります。

限界利益っていったい何??わかりやすい限界利益の解説!

当期純利益とは?わかりやすい当期純利益の解説!

粗利(売上総利益)とは?わかりやすい粗利の解説!

貸借対照表とは?!初めてでもわかりやすい貸借対照表の解説!

スポンサーリンク

 - 会計知識

pocket line hatebu image gallery audio video category tag chat quote googleplus facebook instagram twitter rss search envelope heart star user close search-plus home clock update edit share-square chevron-left chevron-right leaf exclamation-triangle calendar comment thumb-tack link navicon aside angle-double-up angle-double-down angle-up angle-down star-half status