今回は仕事の生産性が高い人の特徴について。
仕事が速く、結果を出す人=生産性の高い人はどの職場にも1人や2人はいるのではないでしょうか?
その人達のことを見て
「いつも結果を出すあの人と自分は何が違うのだろう?」
「なぜあの人は仕事があんなに速いんだ??」
このように疑問に思うことはありませんか?
生産性が高い人には特徴があります。
結果を出すために意識していることがあります。
それを真似して、自分のモノにしていけばあなたも生産性の高い人に確実に近づくことが出来るはずです!
生産性が高い人の特徴を5つご紹介します。
段取りが非常に上手い
生産性が高い人は段取り上手です。
どの仕事も目標から逆算して計画を立てます。
- この結果を出すためには何を優先すればいいか?
- 何から手を付けるとスムーズに進むか?
- 今の自分の能力でこの仕事はどれくらいの時間がかかりそうか?
このようなことを考えて、与えられた仕事を完成させるための段取りを立てます。
ゴールから逆算して段取りを組んでいるので、締め切りよりも早く仕事が終わります。
思い付いたことから手を付けるのではなく、結果を出すのに必要な手順を選んで取り掛かっているので、結果も出やすくなります。
しかも、スケジュールをカツカツにしすぎず、余裕時間も確保しているので、トラブルがあった時でも余裕を持ちながら計画を修正することが出来るのです。
生産性を高めるアイディアを常に考えている
生産性が高い人は常により上を目指しています。
「どんな方法で行えばもっと生産性が高くなるか?」
のアイディアを常に出そうとして日々小さな改善を積み重ねています。
- 望む結果をもっと早く簡単に得るためにはどんな方法を使えばいいか?
- 今この仕事に掛かっている時間をもっと短時間で終わらせる方法はないか?
- 今の10倍の成果を出すにはどうすればいいか?
上記のようなことを常に考えてアイディアを出しています。
思い付いた改善策はどんどんトライして、試行錯誤しながら更なる生産性の向上を追及しているのです。
それぞれの仕事の必要十分を見極めている
生産性が高い人は仕事の必要十分をうまく見極めています。
- この仕事は70%の完成度で問題ない
- この仕事はこだわって仕上げる必要がある。
- この仕事はやる必要がない。
このようにそれぞれの仕事ごとに完成度を調整しています。
全ての仕事をこだわって100%を目指すのは馬鹿げていますし、絶対無理です(笑)
仕事の中には今後の成果に大きく影響する仕事もあれば、やっても意味があるかわからない程度の生産性の低い仕事もあります。
こだわりを持って完成させる仕事は自分がこだわりたい仕事・影響力の大きい仕事だけに絞る。
そして、生産性の低い仕事をやめるか、掛ける時間を極力削減する。
あるいは部下やアルバイトさんに振ることを検討する。
こういう仕事の見極めが非常に大事で、生産性が高い人はこれがとても上手です。
どの仕事にどれくらい時間を掛けているのか把握している
あなたはそれぞれの仕事にどれくらいの時間をかけているか把握していますか?
生産性が高い人はこれを把握している人が多い。
要は自分の時間の使い方に敏感かどうか?ということです。
時間の使い方に鈍感だと、必要性の低い資料の細かい部分の修正などに2時間費やしていても、やばいとは思いません。
仕事の必要十分を見極めるうえでも、自分がどの仕事にどれくらいの時間を掛けているかを把握しましょう。
自分でも驚くほど、生産性の低い仕事に時間を掛けすぎていたことに気付くはずです。
生産性が高い人は日々自分の時間の使い方を見直し、改善しているから、短時間で結果を出せるのです。
今やれることは今すぐやる習慣がついている
生産性が高い人は仕事がスピーディーです。
その仕事のスピードを上げるためには、今やれることは今すぐやる習慣をつけることが大事!
- 今できることは今やる
- わからないことがあってもわかることだけ出来るだけ進めておく
- 「今この瞬間で、この仕事をどれだけ進めるか?」の意識を強く持つ
上記のような意識を強く持って実行するだけでも、意識していない人より圧倒的に仕事のスピードが速くなるはずです!
生産性を高めたい人におすすめな本
今まで私は生産性や時間効率、段取り関係の本など様々な本を少なくとも100冊以上は読んできました。
その中で自分自身の仕事に大きく影響して、自分の仕事の生産性をめちゃくちゃ高めるのに役立った本をご紹介します。
「生産性を高めたい!」って思っている方にはきっと参考になるはずです!
【自分の時間を取り戻そう~ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方】
おすすめの1冊目は、
【自分の時間を取り戻そう~ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方】
という本です。
著者は人気ブロガーのちきりんさん。
メリハリをつけた生活をするためには何が大事か?
生産性を高めるとはどういうことか?
時間を見える化しているか?
有効活用されていない時間や物を活用することを考える視点などが非常に参考になりました。
新サービスのアイディアが湧きやすくなったり、今の自分自身の働き方がいかに生産性が低いかを痛感させられる本です。
「もっと生産性を高めて働こう!」
とめちゃくちゃ仕事のやる気が湧いてくる本でした。
【世界一速く結果を出す人は、なぜ、メールを使わないのか あのGoogleが社内でやっている神速仕事術57】
おすすめの本の2冊目は
【世界一速く結果を出す人は、なぜ、メールを使わないのか あのGoogleが社内でやっている神速仕事術57】
という本です。
著者はピョートル・フェリークス・グジバチさん。
本書はグーグルが社内で行っている生産性の高い工夫や、仕事に集中させるための休息の工夫。
そしてピョートルさん自身がモルガンスタンレーやグーグルで働きながら得た神速の仕事術について詳しく書かれています。
参考になることがとても多かったのですが、私個人として強く印象に残ったのは、今やれることは即座にやってしまうピョートルさんの意識の強さでした。
読むだけで、
- 「今をいかに動かしていくか?」
- 「今の密度をいかに高めていくか?」
ということを強く意識するようになって仕事のスピードが上がりました。
様子見をしたり、
「これはあとでやろう」
って考えて後回しにすることがいかに多かったか。
それが自分の行動サイクルの遅さにつながっていたかを痛感して反省させられました(笑)
もう一つ、自分の仕事をいかに無くしていくか、というのも非常に印象的でした。
人口知能AI時代を生き抜くためには、自分が時代より速く動くつもりで変化していく必要があるということを学びました。
人口知能=AIに仕事を奪われるのを恐れるよりも、今の自分の仕事をAIに任せて、自分はもっと自分にしかできない仕事をしようって考えて生きていった方がよっぽど楽しいですもんね!
今に対する意識が低下した時に読み返したい本でした。
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