今回は焦りを解消する方法について!
時間に追われて日々の生活で焦ることって多いですよね。
焦ることが多いと心が休まらない原因にもなります。
また、仕事でつまらないミスもしやすくなってしまいます。
焦ることは誰でもありますが、焦った時にすぐに解消出来る方法を身につけておけば、仕事のミスを防いだり、落ち着いて行動出来る自分になれます。
効果的な方法を5つご紹介します。
焦っている状態を受け入れる
焦っている時に大事なことは、焦っている自分を受け入れようとすること。
「焦るな、焦るな」
と自分に言い聞かすことは逆効果です。
焦っている状態を認めないで否定しているから、焦りがどんどん悪化しやすい。
焦ることに対して焦ってしまう⇒焦りが大きくなる悪循環にはまってしまうのです。
焦っている自分にOKを出す!
焦りは誰でも感じます。
「焦ってはいけない。」
と考えるのではなく、
「自分は今焦っているな。」
と”良い悪い”の判断をせずに認める。
そこから、
「何のせいで焦っているのか?」
を考えてみる。
- 仕事の締め切りが迫っている
- プロジェクトで予想外のことが起きた
- 努力しているのに成果が上がらない
こういう原因が出てくると思います。
それに対し、
「じゃ今何が出来るのか?」
「この焦っている状態の中で出来ることはないか?」
と考えて、今やるべきことをやろうとする。
こっちの方がよっぽど焦りの感情に振り回されずに済みます。
- 「この焦っている状態で出来る範囲のことをすればいい」
- 「この焦りの状態で出来ることを増やそう!」
と考えてみるのも有効な考え方です。
焦った時のまず第一は、焦っている自分にOKを出す。
そして、焦った状態での自分の力を伸ばそうと考えて、
「今できることは何か?」
と自分に問いかけて、やれることをやろうとする。
これが焦りの感情をコントロールする1つのポイントです。
焦りの原因かもしれないことを書きだしてみる
焦りを感じるには、何かしら原因があります。
ただ色々なことが重なっていて、自分では何が原因で焦っているのかがわからない時がよくあります。
そういう時に有効なのが、
「これが焦りの原因かもしれない。」
と思うことをとことん書き出してみることです。
ポイントは
「もしかしたら原因じゃないかも。」
と思うことも書き出すこと。
例えば、仕事のことで焦っている時
- 他の人達よりも仕事の進捗が遅れている
- 明日やらなきゃいけないタスクが多すぎる
→1日で終わらせられる量じゃない。 - 明後日までの提出資料がまだ半分しか終わっていない
などなど、焦りの原因になっている可能性があることをとにかく書き出します。
書き出すだけで
「あれ?自分はこの程度のことで焦っていたのか。」
と落ち着くこともあります。
書き出してもあまり変わらない場合は、書き出した項目の中で
「これが無かったとしたら、焦るだろうか?」
と1個ずつその原因が無かったとしたら、自分の感情はどうかを探ってみる。
そうすると、何に自分が最も焦っているかがわかります。
最も焦りを生み出している原因に対して対策を立てる
何に最も焦っているかがわかったら、次は一番焦りを生み出している原因に対して対策を立てます。
例えば、明日やらなきゃいけないタスクが多すぎることが焦りを生み出しているのなら、そのタスクを書き出して
- 「本当に明日必ず終わらせなきゃいけないタスクはどれか?」と優先順位を立てて整理をする。
- 一部のタスクを別日に調整できないか交渉してみる。
などの対策を実施する。
このように
- 焦りの原因を洗い出す。
- 最も焦りを生んでいる原因を突き止める。
- その原因に対し、対策を立てる。
上記のような方法を実施すれば、少なくとも焦りの感情は小さくできるはずです。
焦っている自分を上から見るイメージをする
これは自分を客観的に見る方法の1つです。
焦っている自分を上から見ているイメージをしましょう。
他人が焦って慌てているのを
「大変だなぁ」
と見る感じで、自分のことを上から眺めます。
そうすると、自分の状態を少しは客観的に見られるようになります。
焦りの感情が弱くなります。
周りの人が焦っていて、おどおどしているのを見ている時って、
「もっとこうすればいいのに」
って思いませんか?
それと同じように客観的に自分のことを見れるようになれれば、焦っている状態から脱却するのがうまくなってきます。
焦っている自分を実況中継する
自分の状態を実況中継する方法も焦りの感情から自分を切り離す有効な方法です。
「焦っている」
と感じたら、アナウンサーが野球やプロレスなどを解説するように実況してみます。
例えば
- 「Aさんは焦っています、焦っています。何をやればいいのかがわからなくなっているようです。」
- 「混乱しています。心臓がドキドキして不安になっています。」
こういう感じで自分のことを実況する。
そうやって自分の状態を実況中継しようとすると、自分の状態を観察するようになります。
アナウンサーは”良い悪い”の判断なく、その状況を正確に伝えようとしますよね?
それを自分自身に対してやってみることで、自分の状態をありのままに見ようと意識出来ます。
そうすると焦りの感情から少し離れられるようになります。
これは焦っている時だけでなく、不安な時、怒っている時など色んな感情の時に使える方法です。
長期的視点で考えて視野を広げる
焦っている時は視野が極端に狭くなっています。
- 「早く売上をなんとかしなきゃ!」
- 「チームの雰囲気が悪い。早く立て直さなきゃ」
という感じで目の前のことしか考えられなくなっていることが多いのです。
目の前のことしか考えられなくなると、必要以上に今抱えてる問題を深刻に考えてしまったり、ネガティブに考えすぎてしまいます。
こういう焦りは何も生み出さないし、何もいい結果を生みません。
だから、自分で
「焦っているな。」
と感じたら、無理やりにでも長期的視点で考えるようにしてみましょう。
- 「1年後の自分から見たら、今の自分になんて声を掛けてあげるだろう?」
- 「5年後の俺から見たら、今の状況をどう思うかな?」
と3ヶ月とか1年、5年という未来の自分から今の状況を振り返ったらどう思うか?を考えてみる。
そうすると焦っている自分を客観的に見られるようになってきます。
長期的な視点で今の状況を判断することが出来るようになってくる。
焦っている時は視野が狭まっているから、視野を広げる!
これを覚えておきましょう!
- 焦っている状態を受け入れる
- 焦りの原因かもしれないことを書きだしてみる
- 焦っている自分を上から見るイメージをする
- 焦っている自分を実況中継する
- 長期的視点で考えて視野を広げる
の5つの方法です。
焦った時にそれを解消したり、弱めたりする有効な方法を持つ。
そうしておけば、心に余裕が持てます。
焦ることは誰にでもあること。
だから、焦る自分を責めたり、否定したりせずに、受け入れられるようになれば心が軽くなるはずです。
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