
今回はお客さんから好かれる接客をするために大事なことについて!
- 「接客業をしているけど、なかなか固定客がつかない、、、」
- 「周りのスタッフにお客様からの人気で負けている、、、」
このように接客がうまくいかなくて悩んでいる方は多いと思います。
自分のファンをどんどん増やして楽しく結果を出している人とそうでない人はどこが違うのでしょうか?
お客様から好かれる接客で意識すべきことをご紹介します!
話しかけられた時に絶対に嫌な顔をしたり、めんどくさがらない
話しかけられた時に絶対に嫌な顔をしたり、めんどくさがらない。
これは接客で人気を得るためには基礎の基礎。
むしろ、これが出来ていなければ、どんな接客テクニックをしようとしても無駄です(笑)。
お客さんが話しかけてきてくれた時に、嫌な顔や
「めんどくさいな」
という態度を出した時点でそのお客さんとの関係は終了だと肝に銘じておいてください。
ほぼ間違いなく
- 「もう二度とこのスタッフには話しかけない」
- 「この店はスタッフの態度が悪い」
と思われてしまいます。
お客さんが店員に話しかけてくる時は結構勇気を出して聞いてくれている人が多いです。
特に人見知りのお客さんだったら特に。
そんな時に店員が嫌な顔したら、自分がお客さんだったらどう思いますか?
私は絶対嫌です(笑)。
もちろん店員に話しかけるのに何の抵抗もなくガンガン話しかけてくるおばさまとかおじさまもいらっしゃいます。
そういう方は例外で、少し距離を取っても良いと思います(笑)。
お客さんの顔を覚える
お客さんの顔を覚えるのは非常に大事です。
お店に訪れた1回目の時に顔を覚えておいて、2回目に
「先日購入された~はいかがでしたか?」
とサラッと声を掛ける。
そうするとお客さんは
「このスタッフは私のことを覚えていてくれた!」
と嬉しい気分になるはずです。
会員制サービスはお客様の名前も覚える
会員制のサービスだったら、お客様の顔を覚えるのに加えて、名前を覚えておくことも非常に大切!
もちろん、会員制サービスではないお店でもこれが出来れば、お客様から好かれる確率は劇的に上がるはずです。
お客様がいらっしゃったら
「~様、こんにちは。」
とサラッと声を掛ける。
自分の名前を覚えてくれて話しかけてくれるスタッフとそうでないスタッフだったら、あなたはどちらに好印象を抱きますか?
当然名前を覚えてくれるスタッフですよね!?
人は自分に興味を持ってくれる人に親近感を感じます。
一人一人のお客さんに興味を持って接客をする。
これがポイントです。
お客さんの話を覚えておく!
お客さんの話を覚えておいて、次回会った時にその話題を出す。
これもお客さんを自分のファンにするためにすごく大事なポイントです。
会員制のお店や、常連のお客さんが多いお店の場合は、名前を呼ぶ以上にこの方法は絶大な効果を発揮してくれます。
初めてそのお客さんの接客をした際に、お客さんの姿や話していたことを覚えておきましょう。
例えば、
- 服装
- 身につけている物(バック、イヤリング等)
- 好み(商品の好みなど)
- 悩み、困っていること
- お客さんのいいところ(いい笑顔をする、爽やか、など)
- お客さんが話していた雑談
これらのことを1つでもいいので、しっかり覚えておく。
そして、そのお客さんが次回来られた際に、その話題を出すんです!
「この前話されていた~は解決されましたか?」
という感じで。
もしくは
「お客様の笑顔が抜群に良かったので、今度はいつ来て下さるかな?って楽しみしていました」
と話す。
そうすると、そのお客さんも悪い気はしないはずです。
「自分から話しかけたけど、お客さんの興味のない話題を話してしまって失敗した、、、」
ということもこの方法なら起こりません。
それに
「自分の話を覚えていてくれたんだ」
と感動してくれる方も多いです。
そして、そのお客さんも自分のことを覚えてくれやすい。
接客に限らず、相手が自分に興味を持ってくれると、その相手に自分も興味を持つようになる場合が多いんです。
特に接客してくれた店員さんが自分のことを覚えてくれていたら、その店員さんというか、そのお店自体が好きになりませんか?
もしお客さんが接客してくれた店員に好意を持てば、
「次回もそのお店を使おう!」
と考えてくれる可能性が高くなります。
そういう方を1人ずつでも増やしていけば、確実にあなたのファンは増えていきます。
お客さんの話を覚えて、それを話題に出すのが当たり前になってくるようになればもうバッチリです!
ただマニュアル通りの浅い接客をしている他のスタッフに比べて、間違いなくあなたは人気が出るでしょう。
本当にお客さんのためを思った接客をする
本当にお客様のためを思った接客をする。
これもお客さんから長期的に好かれ続けるために非常に大切です。
お客さんが欲しがっているのにぴったりの商品が実は自分のお店にはないけど、競合店にはある。
そういう時はつい自分のお店の商品を無理にでも売ろうとしてしまいがちです。
しかし、そこで
「残念ながらうちのお店には~様がご希望されている商品はないのですが、あのお店にはぴったりの商品があるので是非一度見に行かれると良いと思います。」
と正直に伝えてあげる。
お客さんのためには、他社の商品をオススメすることも厭(いと)わない。
こういうスタッフの方がお客さんから好かれて長期的に信頼されるのです。
逆に自分のお店の商品ばかりを売ろう売ろうとして、他社の商品は批判ばかりする。
こういうスタッフは信用できず、お客さんから嫌われる可能性が高くなります。
お客さんは
「本当にこの人は自分のためを思った接客をしてくれているか?」
という視点でスタッフを見ています。
本当にオススメだと考えたら、他社の商品も詳しく説明してくれる。
そういうスタッフには
「私のために他社の商品も紹介してくれるんだ!」
とお客さんは好印象を抱くはずです。
他社の商品も含めて豊富な商品知識をつけておく
お客さんのためを思った接客をするには、他社の商品も含めて豊富な商品知識をつけておく。
これも大事なポイントです。
人気のスタッフは商品知識が豊富でお客さんの要望にぴったりの商品を自信を持ってオススメしています。
他社の商品知識も豊富なので、
「この商品は他社の商品に比べて、このポイントが良くて、このポイントは劣っています。」
こういう正確な比較をして商品を説明することが出来ます。
商品知識が豊富なスタッフとあまり商品に詳しくないスタッフだったら、どちらのアドバイスが欲しいですか?
当然、商品知識が豊富なスタッフですよね?
もちろん商品知識があまりなくても、一生懸命でお客さんのためを思った接客をするスタッフは好かれます。
でも、その上で商品知識を豊富に持っていれば、よりお客さんのためになる接客が出来るのです。
豊富な商品知識をつけるには時間が掛かりますが、その努力がきっとお客さんからの人気につながってきます。
お見送りを丁寧に行う
商品購入後や飲食店でお会計を済まされた後のお見送りの丁寧さがお客さんをファンにする1つのポイントです。
私の知っている人気の居酒屋は個人店なのですが、お客さんのリピート率が非常に高いです。
そのお店は料理がおいしいのはもちろんなのですが、お会計後にわざわざ店長さんが
「~さん、今日はありがとうございました。またお願いします!」
と店の外までお見送りをしてくれます。
しかも、予約時にしか伝えていない名前も覚えておいて、呼んでくれる。
最初は
「こんな丁寧にお見送りしてくれるの?」
とびっくりしましたが、それだけお客さんを大切にしている証。
居酒屋でこんなお見送りをしているお店はなかなかありません。
だからこそ、余計にインパクトが強くてお客さんは嬉しくなるのです。
丁寧なお見送りが当たり前の業種もあるので、そういう業種では差はつかないかもしれません。
でも、気持ちを込めた丁寧なお見送りをしているスタッフとお会計が終わったら次の仕事にさっさと移っているスタッフだったら、間違いなく丁寧なお見送りをしてくれるスタッフに好印象を持つはずです。
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