
今回は部下の指導・育成方法について。
上司の立場になって、一番悩むのは部下のやる気を引き出す方法かもしれません。
「部下がやる気を持って仕事に打ち込んでくれない、、、」
このように部下に対して不満がある場合、部下を変えようとしがち、、、
でも、上司である自分自身のやり方を変えなければ、部下はなかなか変わってくれません。
あなた自身がやり方を改善していけば、部下もやる気を持って仕事をしてくれるようになるはず。
大事なことはたった1つです!
「この仕事は価値がある!」と思わせる!
たった1つの大事なこととは、いかに部下に
「この仕事は価値がある!」
と思わせるか、です!
仕事に価値があると思わせるというのは、部下が
「この仕事は自己実現につながる!」
って思うようになること。
お金は仕事のやる気には必ずしもつながらない
給料を上げて仕事のモチベーションを上げることも1つの方法です。
でも、それでは限界があります。
人事や役員等も関係してきちゃいますし、一人じゃなかなか難しい。
それにお金をたくさん稼ぐこと自体が目標になりがちですが、実際はそうではありません。
お金を稼いで自分の欲しい物を手に入れる。
あるいは、自分のやりたいことを実現し、自分のなりたい人物像に近づく。
そのためにお金を稼ぎたいと思っている人が多いはずです。(金を稼ぐことが目的になってしまっている人も確かにいますが(笑))
仕事をすること自体が自分のやりたいことを実現したり、欲しい物を手に入れられる。
部下自身がそう思えるようになれば、きっと半端じゃないやる気で仕事に臨んでくれるようになるはずです!
魅力的な上司になる努力をしよう!
そのためには上司のあなた自身が仕事に前向きに取り組むことが非常に大切です。
なぜなら、上司が魅力的かどうかも部下にとって大きく影響するからです。
「ついていきたい!」
って思うような上司のもとだったら、仕事のやる気は絶対上がりますもんね!
仕事に前向きで魅力的な上司になる!
これが部下のやる気を高めることにつながってくれます。
もしあなた自身が前向きに仕事に取り組めていないのだったら、部下のやる気がないのも仕方ないです。
その場合は、まず自分自身が仕事にワクワク取り組めるように仕事の意味や考え方を見直してみましょう。
仕事に対する前向きな捉え方を教える
部下には仕事の方法だけでなく、仕事に対する前向きな捉え方も教えてあげましょう!
部下が仕事に対して前向きに取り組めるように、前向きな捉え方を伝えまくる。
今行っている仕事の意味や、この仕事をすることで今後の人生にどうプラスになっていくのか。
そのようなことを熱く語れるようになりましょう。
部下がやる気を持って仕事が出来ないのは、仕事の意味を理解していないせいかもしれません。
後ろ向きな気持ちで仕事に臨んでいるから、そりゃやる気も出ません(笑)。
前向きな捉え方とは例えば、
- この仕事のおかげで「助かった」って言ってくれる人が必ずいる
- 今これをやっておけば、上司になってから必ず部下の指導に活きるぞ
- 納期を守ることは周りからの信頼を獲得することにつながる。その信頼の積み重ねがいずれ君を支えてくれるようになる
- この仕事をしっかり行えば、お客さんの笑顔を増やせる。周りの人を楽しませることができるぞ。
ちょっと抽象的になってしまいましたが(笑)
このような感じです。
それぞれの仕事にそれぞれ意味があり、その仕事をすることで得られるものがあるはずです。
なので前向きな捉え方もいくらでもあります。
あなたがワクワクしながら仕事に取り組んでいる時に、仕事をどう捉えているのかを観察してみてください。
そして、そのワクワクしている時の仕事の捉え方を部下に何度も伝えましょう。
はじめは伝わらないかもしれません。
でも、繰り返していくうちに影響されて、やる気になってくれる部下は必ず出てくるはずです!