「ついていきたい」と思われる尊敬される上司の特徴とは!?

今回は尊敬される上司の特徴について!

あなたの周りには

「ついていきたい!」

と思う上司がいますか?

もし今いるなら、その上司から出来るだけのことを学びましょう!

もしいないなら、自分自身が部下にそう思ってもらえるような上司になりましょう。

尊敬される上司には様々なタイプがいますが、共通点があります。

その特徴をまとめていきます。

嫌な顔一つせず部下のフォローをする

「自分がミスしたせいで他の部署に迷惑を掛けてしまった、、、」

そういう時に上司が嫌な顔一つせずフォローをしてくれて、その後に

「今後同じミスをしないように。」

とだけ指導してくれた。

そんな経験があると、その上司のことを尊敬しますし、

「ついていきたい!」

と感じますよね。

実際、部下のフォローは時間も取られるし、めんどくさいという気持ちが入ってきやすいところ。

それなのに、全く嫌な顔一つせずサッとフォローしてくれる上司はきっと人として器が広いです。

そして、部下に対する深い思いやりがある人だと思います。

ミスをした部下を責めずに仕組みを改善する

同じミスを繰り返す部下に対して、感情的に

「なんでミスをしたの?確認していればミスは防げたんじゃないの?」

と部下を叱って、反省を促す方法も1つの方法ですが、尊敬される上司はもっと効果的な方法を使います。

「Aさんならミスなくできる仕事のはずだから、仕組みが悪いのかもね。どうして毎回ミスが発生してしまうのか原因を考えて仕組みを改善してみよう。」

と部下を責めずに、ミスがしやすい仕組みを責めるのです。

その上で、ミスした原因を部下に考えさせる。

次回以降同じミスをしないように部下に仕組み自体を改善させる。

必要があれば、その仕組み改善を部下と一緒に行ってあげる。

このように同じミスを繰り返す部下に対しても、尊敬される上司はその部下自体を否定せずに改善する方向を模索するのです。

感情のコントロールがうまい

感情コントロールがうまい=気分にムラがない上司がいてくれると本当に心強い。

気分にムラがないということは、自分の嫌な感情を部下にぶつけたり、イライラしている様子をほとんど見せない。

だから、部下は安心してその上司に業務の相談をしたり、意見を言いやすいのです。

相談しやすい上司がいてくれると本当に仕事がやりやすくなります。

その上司がいてくれるからこそ、本当に安心して働けるし、色んなチャレンジが出来る!

自分自身も大変な状況なのに、その大変さを部下にぶつけずに、相談や意見をしっかり聞いてくれる。

こういう上司についていきたいものですね!

決断が早い

尊敬される上司は決断が早いです。

特にトラブルや緊急事態が起きた時にそれが顕著に現れます。

トラブルが起きた時でも常に冷静で

  • 何をどうすればいいか?
  • どういう判断が適切か?

というのを見極めて、すぐに決断を下します。

決断が早いからこそ、トラブルを最小限の被害で防ぐことが出来ます。

決断が早いから、部下は上司の判断が遅れたり、右往左往したりすることによって振り回されることも少ないのです。

その冷静さと決断の早さが

「普段厳しいけど、あの決断の早さは本当にすごいよね。」

と部下から思われる要因です。

逆に決断が遅く、下記のように他の人の動向ばかり気にしている上司は部下から頼りなく思われてしまいます。

  • 「他の動向を確認してから判断しよう。」
  • 「決断にはもう少し情報が必要だ。」

と自分で決められないので、他の動向をチェックすることに躍起になるのです。

他の動向を見てから判断するので決断が遅くなります。

そのため、トラブルの被害が大きくなったり、顧客からのクレームが増えたりして部下はその対応に追われて無駄な仕事が増えてしまいます。

部下からしたら、

「もっと上司が早く決断してくれたら、こんな大変なことにならなかったのに、、、」

と思って不満につながります。

尊敬される上司は自分の責任で決断が出来る人です。

自分の判断が遅れた時に部下や現場にどれだけ悪影響を与えるかを知っています。

間違ったら潔く責任を取る覚悟があります。

だから決断が早いのです。

言動が首尾一貫している

尊敬される上司は言動が首尾一貫しています。

普段言っている言葉と実際に行う行動に一貫性があり、軸がブレない。

例えば、部下が

「いざとなったら俺が責任を取るから、思い切ってやってこい。」

と上司から任された仕事で大失敗をしてしまった。

その時に上司が「責任は俺が取るから」という言葉通り

「今回の責任は全て私です。」

と会社の役員に謝っている。

部下に対しては

「やってしまったものは仕方がない。どうしてこうなったかをきちんと考えて、次に活かすのが一番大事だぞ。」

と部下を感情的に叱らずに、反省を促して次につなげさせようとする。

「俺が責任を取るから。」

という言葉を守ってくれた。

このように軸がしっかりしている上司に対しては

「この人についていこう。」

って思う部下は多いはず。

尊敬される上司は普段から部下に伝えている言葉と自分の行動を一貫させることが部下からの信頼につながることを知っているのです。

出来ない人の気持ちを理解している

人の上に立って仕事をする人に本当に大切にして欲しいのが、出来ない人の気持ちを理解しようとする姿勢です。

上に立って権力を持てば持つほど、出来ない人の気持ちを理解しようとする姿勢が大事になってくると私は思います。

部下が苦しんでいる時に、上司の視点から一方的に怒ったり、指導したりするのではなく、部下の気持ちを想像してその気持ちを理解する。

その上でフォローが出来る上司は本当にいい上司なんだと思います。

部下からしたら、

「そういう弱い立場の人の気持ちをわかってくれる上司についていきたい!」

と思うはずです。

最悪なのは、能力があって仕事は出来るけど、出来ない人の気持ちを理解しようとしない上司。

この上司の下で働く部下は最悪、、、

「なんでこんなこともできないわけ?」

と怒られる。

でも部下からしたら、

「あなたは出来るかもしれないけど、今の自分の能力だとこれが精一杯なんだよ」

「この上司にはついていけない」

という気持ちが出てくる。

これは当然だと思います。(もちろんその仕事に全力を尽くしている場合ですよ笑)

もし今あなたが、過去や現在、仕事がなかなか出来るようにならなくて苦しんだ。

あるいは、出来ないことを上司に一方的に責められてツライ想いをしたことがあるなら、その気持ちは絶対忘れないでください。

きっとその経験はあなたが上司になった時に、部下の気持ちを理解するのにすごく役立つはずです。

むしろそういうきつい経験・ツライ経験をしてきた人こそ、人の上に立って仕事をすべきなんだと私は思います。

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