
今回は部下への仕事の頼み方について!
あなたは部下に仕事を頼むのが上手な方でしょうか?
部下に仕事を頼むのが上手な上司に頼まれると、部下は嫌な気持ちになりません。
むしろやる気を持ってその仕事に取り組んでくれることが多いです。
逆に頼むのが下手な上司からの仕事は部下は避けたいと思うものです。
上司が部下のやる気を削ぐような頼み方をしてしまうせいで、部下も
「指示が曖昧で何をすればいいかわからない、、、」
「頼まれたら仕事が増えるだけ、、、」
「なんで今言うわけ!?」
と感じてしまいがちです。
同じことを頼んでいるのに、やる気の差によって仕事の質は大きく変わります。
どうせ頼むなら部下がやりやすくなるように頼みたいですよね!?
いかにやりやすいように頼むか?
部下にやる気を持ってもらえるような頼み方をするにはどうすればいいか?
そのコツを3つご紹介します!
余裕を持ったスケジュールで頼む
仕事を頼む時は部下が計画的にその仕事に取り組めるようにスケジュールに余裕を持って頼みましょう。
よく仕事を唐突に頼んでくる上司っていますよね?
仕事の終わり間際に
「これ今日中にやっておいて。よろしく!」
って感じで。
しかも、もっと早く頼めた仕事を急に頼んでくる。
頼まれた部下としては、
「頼むならもっと早めに言ってくれよ!」
と叫びたくなるぐらいイラッとしますね(笑)
こういう唐突な頼み方は部下の気持ちや立場を全く想像していない頼み方です。
部下だって部下なりにスケジュールを調整して、段取りを組んで計画的に仕事をしています。
仕事をスムーズにミスなく終わらせるために工夫をしています。
上司はそういった部下のスケジュールや計画も考慮して仕事を頼みましょう。
部下に仕事を頼むと決めた段階で早めに頼んだ方が部下はスケジュールに余裕を持ってその仕事に取り組めます。
突発的に起きた仕事でどうしても急ぎで頼む必要があるなら
「Aさん、急で申し訳ない。これを今日中に作ってもらえる?内容はそこまでこだわらなくていいから。俺も協力するからさ。」
と急ぎで頼むことを謝った上で、部下の負担を減らすような気遣いをしながら頼む。
こういう配慮が大切になります。
部下としても上司が急な仕事を頼まざるを得ない状況だったら
「大変そうだな、上司のために協力しよう!」
と思えることだって多くなります。
細かい配慮かもしれませんが、こういう積み重ねが部下のやる気や上司に対しての信頼感につながってきます。
頼んだ仕事の難しさや大変さを理解する
部下に仕事を頼んだら、その仕事の難しさや大変さをわかろうとしましょう。
上司のあなたからしたら、
「こんなの簡単でしょ。」
と思うかもしれませんが、それは今現在の自分目線だけで物事を見ているからです。
頼まれた部下にとっては、その仕事は苦手分野で難しく感じているかもしれません。
それ以外の仕事を多く抱えていて、
「この仕事に手を掛けられる状況ではない」
という場合もあります。
特に部下にとってイラッとするのが、その上司もやり方を知らない初めての仕事を頼んできて
「まぁたぶん簡単でしょ。とりあえずやってみて。」
と頼んでくる場合(笑)。
初めてやる仕事で誰もやり方を知らない仕事は想像以上に大変ですよね!?
部下からすれば、
「実際にこの仕事をやってもいないのに、簡単とか決めつけるなよ。こっちはこんなに大変なのに。」
と上司に強い不満を持ってしまいます。
こういう不満を部下に抱かせないためにも、
- 部下が大変そうだったら、声を掛ける。
- アドバイスを求めてきたら、一緒に考えてしっかりフォローをする。
- 部下が苦戦していたら、一緒に方法を調べて一緒に解決しようとする。
上記のようなことが大切です。
もちろん部下にかかりきりになっては仕事を頼んだ意味がないですが、任せっぱなしで放置したり、
「こんなの簡単でしょ。」
という態度で仕事を頼むのだけはやめましょう!
やってくれたら必ずお礼を言う
部下が頼んだ仕事をやってくれたら、必ずしっかりお礼を言いましょう。
「おーありがとう!助かったよ!」
「いい資料だ、よく頑張ったね!」
こういったお礼を当たり前のように言える上司はきっと部下からの信頼が厚いと思います。
しかし、頼んだ仕事を部下がやってくれてもお礼も言わない上司が結構います。
部下の立場からしたら、頼まれた仕事を一生懸命頑張って完成させて提出した時に
「終わった?じゃそこ置いといて」
とお礼も言われなかったらどうでしょうか?
きっと次からはそんなに頑張る気が起きなくなってしまうのではないでしょうか?
逆に「ありがとう!!さすが仕事速いね!」
とお礼を言われて褒められたらどうでしょう?
「この人のためにもっと頑張ろう!」
と思う人が多いのではないでしょうか?
仕事のやる気を保つためには小さな達成感を頻繁に感じることが大切です。
上司からお礼を言われたり、褒められたりするのは、部下にとって小さな達成感につながります。
是非、部下にお礼を言う習慣!
そして、部下をほめる習慣をつけてくださいね!
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