今回は部下に対して上司が気を付けるべきことについて。
上司になったら、部下とのコミュニケーションが大切になってきますよね?
部下に指導するだけでなく、アイディアや意見をもらいながら、チーム一丸となって仕事を進めていく必要があります。
上司と部下がうまく連携して仕事を進めているチームはきっといい仕事が出来ているはず!
でも
「なかなか部下が意見を言ってくれない」
「本音が見えない、、、」
という悩みを持っている上司の方も結構多いのではないでしょうか?
部下に対して上司が気をつけた方がいいことを2つご紹介します。
現場に出て、部下と同じ状況で仕事をする時間を作る
サービス業などの仕事では、立場が上になると徐々に現場から離れて、社員やアルバイトを管理する仕事が増えていくと思います。
しかし、現場から遠ざかって管理職的な仕事ばかりしていると、どうしても現場に出ていた時の視点を忘れがちです。
管理する側からの視点でしか物事を見れなくなっていきます。
その結果、現場で一生懸命働いている部下に無理な指示をしたり、管理する側の一方的な指導をしてしまうということになりかねない。
それを防ぐために、管理職の立場になっても、意識的に部下と同じ現場に出て仕事をする時間を作りましょう。
週に少しの時間でも現場で働く時間を作っておけば、現場で働いている側の視点も維持しやすくなります。
現場に出てみたら、今まで現場の部下に指摘したり、アドバイスをしたことが
「これは無茶な指摘だったな」
と思うことがきっとあるはずです。
現場のことを考えずに一方的に指摘したり、指導してくる上司に対して、部下は心を開きません。
「現場のことなんか何も考えてくれない」
と不満が部下の心の中に溜まっていくばかりです。
だからこそ、現場に出る時間を作り、部下と同じ目線で仕事を見てみる。
こういう努力が部下に信頼されていくために必要なことだと思います。
部下1人1人に興味を持って話を聞く
あなたは部下の意見を積極的に聞こうとしたり、
「部下の考えをなるべく知ろう」
と努力していますか?
もししていないなら、明日からでもしましょう!
上司から部下に指示したり、仕事を頼んだりすることは仕事をしていれば当たり前にあります。
しかし、部下の意見を聞いたり、部下がどんな考えを持って仕事に取り組んでいるか、を知る機会はあまりない。
それは上司のあなたから部下に歩み寄って聞いていく必要があります。
自分の考えばかりを押し付けてきたり、部下の意見に聞く耳を持ってくれない上司を部下は信頼しません。
「この人に何を言っても無駄だ」
と部下は諦めてしまう。
良い意見や改善のアイディア、仕事に関する不満など全部、部下の心の中にしまい込んだままにしかねません。
そうならないためにも、上司はまず自分の部下1人1人に興味を持ちましょう!
「Aさんならどう思う?」
と意見を聞いたり、部下が話をしやすい雰囲気を出せるように努めましょう。
「相談しやすい!」
と部下が感じる上司になれば、仕事の相談も意見や不満も部下から言ってくれるようになりますよ!
最後に
部下を持つということは、気を付けなければならないこと・努力する必要があることが多いと思います。
自分の仕事だけに精いっぱいになっているわけにはいかないので、大変。
でもその分やりがいもすごくあるはず!
いい上司になって信頼できる部下がたくさんできればきっと仕事はすごく楽しくなるのではないでしょうか?