今回はイライラを解消する方法について
あなたの職場には感情にムラがなく、いつも穏やかで一緒に働きやすい人がいませんか?
そういう人はイライラの感情を解消したり、コントロールしたりするのが上手です。
だから、イライラの感情に振り回されることが非常に少ないのです。
仕事で立場が上になればなるほど、このイライラを解消したり、コントロールする力が重要になってきます。
その方法をご紹介していきます。
イライラしている自分を実況中継する
イライラした時は自分のことを実況中継してみましょう!
イライラしている時は自分のことを客観的に見られていません。
客観的に自分を見ることが出来るようになれば、イライラしている感情は少し落ち着くはずです。
その1つの方法として、自分を実況中継する方法がおススメ!
その方法とは、アナウンサーのように
「さぁイライラしております!一体何に対してイライラしているのでしょうか?」
「呼吸は浅く、眉間にはシワが寄っています!Aさんに対してイライラしているようです!一体理由はなんなのでしょうか?」
このような感じでイライラしている自分を外から見て、どんな様子かを心の中で実況中継します。
これは緊張している時にも効果的な方法です。
イライラという感情から自分を一旦切り離すことができます。
この方法を実践すれば、少なくともイライラの感情をだいぶ落ち着かせることができるはずです。
イライラの度合いを10点満点で点数化する
自分のイライラの度合いを10点満点で点数化するのもイライラをコントロールするのに良い方法です。
苛立ちを感じたら、
「10点満点でこのイライラは何点だろう?」
と点数をつけてみましょう。
イライラしていること自体に、良い悪いの判断をしない。
客観的にそのイライラを観察することにポイントがあります。
そうやってイライラを点数化していく習慣がつけば、こみ上げてきた苛立ちから自分を一旦切り離すことが出来ます。
イライラが出てきたら、点数をつける。
是非試してみて下さい。
自分の思い込みに気付くチャンスだと捉える
誰かにイライラしている時は、自分の思い込み=強い考えに気付くチャンスでもあります。
- 「なんであなたはこうなの?」
- 「もっとこうしてよ!」
と思っているということは、その前提に
「~するべきだ!」
という思い込みが自分の中にあるはず。
それに気付こうとしましょう!
例えば、Aさんが全然気配りが出来ないで、あなたがイライラしているとしましょう。
あなたは
「Aさんはもっと気配りをするべきだ」
と感じてイライラしています。
その場合、あなたの中に
「人は気配りが出来るべきだ。」
という考えが根底にあります。
だから、気配りが出来ないAさんにイライラしてしまう。
もし他の人にイライラしたら、
「このイライラを生み出している思い込みはなんだろう?」
と自問してみましょう!
そうやって自問していくだけでイライラに振り回されずに、落ち着いてきます。
もしイライラの原因となっている思い込みに気付ければ、一歩前進!
その思い込みを解消すれば周りの人に対してイライラすること自体が減ってきます。
感情を吐き出すように大きな深呼吸をする
イライラした時に大きな深呼吸を繰り返しましょう!
深呼吸はイライラを落ち着かせる効果があります。
職場でもどこでも出来るので非常に便利!
イライラした感情は押さえつけようとしても反発して大きくなりやすいので、むしろ外に出そうとした方がいい。
でも、キレる、物に当たる、といった出し方はほかの人の怒りを生み出してしまうので絶対やめましょう(笑)
もっと健全な方法がたくさんあります。
その1つが深呼吸。
大きく息を吸って、スーッと息を吐き出す時にイライラした感情も吐き出すようにイメージします。
「イメージするだけ?」
と思われるかもしれませんが、そうです。
イメージするだけでいい。
実際に試せばわかりますが、それだけでイライラが落ち着いてきます。
イライラを大きな深呼吸で吐き出していけば、確実にイライラのレベルが下がり、冷静になれてきます。
今の感情をそのまま文章にして書き出す
イライラしている時はマイナスの考えが頭の中に渦巻いているはず。
それをそのままにしておくとイライラが増幅してしまう時が多いです。
そういう時は今のイライラしている気持ちを文章にして書き出しましょう。
出来ればゆっくり紙に書き出すことをおすすめします。
なぜなら、ゆっくり字を書くという行為自体が気持ちを落ち着かせてくれるからです。
それに頭の中で渦巻いている言葉を文字にして頭の外に出すだけでスッキリします。
紙に書けない場合は、スマホのメモアプリに感じていることをそのままメモして感情を吐き出す。
それだけで考えが整理しやすくなります。
とにかく頭の中にあるイライラを書き出すことで外に出す。
そうすれば
「何に対してイライラしているのか?」
ということが把握出来て、少し客観的になれるはずです。
このようにイライラしている時はその気持ちを書き出す!
これでイライラの感情は徐々に落ち着いてくるはずです。
「今日の夜にこの自分を振り返ったらどう感じるかな?」と考える
イライラが湧いて、それに振り回されそうになったら、こう考えてみましょう!
「今日の夜にこの自分を振り返ったらどう感じるかな?」と。
寝る前に1日を振り返って、
「なんであんなにイライラしちゃったんだろう?」
と後悔する時がありますよね?
その1日を振り返っている自分を想像して、今の自分を見てみましょう。
イライラしていることに時間を使っているのがバカらしく感じられませんか?(笑)
「このイライラに振り回されているのは時間の無駄だな。」
と感じることが出来れば、イライラに振り回されることはなくなります。
多少イライラしつつも、自分がやるべきことをやれるようになる。
イライラしている時は、その感情に振り回されている自分にさらにイライラしてしまうという悪循環が起こりやすいんです。
イライラし始めるところで止めることが出来たら、全く今に集中できないほどイライラに振り回されることはほぼないはず。
これからはイラっときたら、
「今日の夜にこの自分を振り返ったらどう感じるかな?」
と自問しましょう。
もっとイライラしようとしてみる
イライラが全然収まらない時は無意識にそのイライラの感情を抑えようとしているせいかもしれません。
直接イライラしたことに対してではなく、イライラしていること自体に自己嫌悪をして、さらにイライラするということがよく起こります。
イライラは抑えつけようとするから反発して大きくなる。
だったら逆をやればいい。
あえてもっとイライラしようとしてみましょう!
- 「よし!いいぞいいぞ!もっとイライラしてこい!」
- 「極限までイライラの感情を高めよう!」
と考えてみる。
そうするとなぜかイライラが収まってきやすいんです。
特に自分に厳しい人にとってはこの方法は有効ですよ!
自分に厳しい人は、どうしても
「イライラしてはいけない。」
という考えがあって、イライラしている自分を否定してしまいがちです。
「イライラしてもいいんだよ。」
と自分に許可を出すと自己嫌悪は発生しにくくなる。
そのため、
「もっとイライラしよう!」
と考える方法は効果があるんです。
私がイライラしたときにやっているのは
「もっともっと限界までイライラしてから、その状態を制圧してやる」
と考えることです。
不思議とイライラが落ち着いてきます。
イライラしている人の気持ちを理解するチャンスだと捉える
イライラしている時は悪いことばかりではありません。
なぜなら、イライラしている人の気持ちがよくわかるからです。
「イライラしている人に何をしてあげたら、イライラを落ち着かせてあげる助けになるか?」
そういうことがわかる貴重な経験です。
自分が楽しい時とか、幸せな時って、イライラしている人を見たら
「なんであんなにイライラしているんだろう?もっと楽しめばいいのに」
と思ったり、つい言ってしまったりしませんか?
でもイライラしている人からしたら、そんなアドバイスは更にイライラするだけ。
だから、イライラしている人に対して適切に対処する方法を見つけるために、自分がイライラしている時に出来る限り学びましょう!
イライラしている時に
- 周りの人にどういう行動をしてもらうとうれしいのか?
- どういう言葉を掛けられると落ち着くのか?
- 逆にどういう行動や話をされるとイライラが高まるのか?
- イライラしている時の辛さはどうか?
こういうことを学ぶ機会にしてしまえばいい。
そうすればイライラしていることも自分にとって少しはプラスにできるはずです!
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