研修の効果を高める方法!スタッフの成長につながる研修にするために大事なことは!?

今回は研修の効果を高める効果的な方法について。

研修はなかなか難しいものですよね!?

「ちゃんと教えているはずなのに思うように成長してくれない」

このように悩んでいる人も多いと思います。

研修で効果を上げるには、しっかりと効果を出すための工夫をする必要があります。

その方法を4つご紹介します。

具体的な研修計画を立てる

よくアルバイトスタッフの研修で行われがちですが、研修計画を立てずに研修をするのだけはやめましょう。

いきなり研修をし始めて、研修をしながら次の日程を決める。

これでは

  • いつ研修が終わるのか?
  • どんな姿になればいいのか?

が教わる側はわかりません。

目的が曖昧なままスタートしてしまうと

  • 研修終了の日程が延びやすい(締め切りに間に合わない)
  • ゴール像が曖昧なままなので、教わる側がやりにくい
  • その場しのぎの研修になって、計画的な研修がしにくい

このようなデメリットがあります。

まず研修を行う場合は、1週間、1ヶ月と研修のスタートからゴールまでの研修計画を立てましょう!

いつまでに何が出来るようになっているべきかを明確に示していきます。

大事なことは、教わる側の立場を想像すること。

その上で

「いかに教わる側が頭を整理して、教えたことを吸収してくれるか?」

を考える。

そして、なるべくゴールまでの明確な道筋を示すようにします。

こうやって計画を立てていけば、教える立場の自分自身も頭が整理できます。

研修で使うツールは事前に全て準備しておく

これも当たり前の話ですが、研修に必要な資料やツールは研修前に全て準備しておきましょう。

研修に不慣れな担当者に多いのですが、研修資料や道具を研修中に気付いてから準備する、ということがよくあります。

これでは研修時間がもったいない。

また、明らかに準備不足感が教わる側に伝わり、不信感を抱かせてしまう可能性が高いです。

研修・指導においては、教える側と教わる側の信頼関係が大事になってきます。

ですので、必ず研修に必要な資料や道具は事前に準備しておきましょう。

不安な場合は研修準備用のチェックリストを作成して、必要な研修ツールの抜け漏れがないかを確認しておきましょう。

ゴール像をはっきりと示す!

研修を開始した段階ですごく大事なのは、研修におけるゴール像をはっきり示すことです。

  • 「ゴールの状態はこの姿だ。」
  • 「この研修でこのレベルの能力まで上がって欲しい。」

と教わる側にはっきり示す。

イメージしやすくするために、実際にゴール像を研修者自身がお手本として見せると効果的です。

ゴール像がはっきりわかれば、教わる側はどのレベルまで到達する必要があるのかがわかります。

その上で

  • 「あなたには何が足りないのか?」
  • 「どんな課題を克服する必要があるのか?」

を研修者が伝えるか、教わる本人自身で気付けるようにしていく。

到達すべき場所と自らの課題がわかれば、何をやればいいのかが明確になります。

徐々に教わる側が自ら進んでやるべきことをやってくれるようになってきます。

ゴール像を示したら、次は主体的に教わる側が動くようにするために

  • 今回の研修では何を学べばいいのか?
  • 次回の研修までにどんな課題をやってきて欲しいか?

これを伝えていきます。

その際、教わる側に上記2つの質問をして、教わる側に答えさせてから研修者としての答えを伝える。

そうすると、より研修者のアドバイスや伝えたいことが相手に響いてくるはずです。

仕事でのつながりを理解させる

研修をする際に仕事でのつながりを示すことも重要です。

  • この研修にはどういう意味があるのか?
  • 今後の仕事にどうつながるのか?
  • この研修で学んだことが何に活きるのか?

それをしっかり伝えて理解してもらえるようにする。

そうすれば、ただ必要なことを教えるだけよりもきっと少しは教わる側もモチベーションが上がるはずです。

メリットや目的を伝えていないで研修をすると、研修を受けること自体が目的になりやすいので注意が必要です。

たとえ話をうまく活用する!

想像してみてください。

仕事で、自分が全く興味のない・全く知らない分野の研修を受ける時のことを。

はっきりいって話を聞いてもあまりイメージ出来ないですよね?

理解しにくいですよね?

もしかしたら教わる側はそういう感覚になっているかもしれません。

なので、研修者は相手がイメージしやすく、話に興味を持てるように工夫をした方がいい。

それにはどうすればいいか?

1つの方法として、研修の内容を相手の興味のある分野に当てはめた例え話をしてみること。

相手にとって興味がある分野なら、相手も理解しやすく、その研修内容に興味を持ちやすくなるはずです。

例えば、仕事では情報共有が大事なことを研修で伝えるとする。

教わる側はサッカー経験者の新入社員。

だったら、仕事での情報共有の大切さをサッカーチーム内での情報共有の大切さに当てはめて説明してみる。

「もしチームでの作戦の情報共有が出来ていなくて、主力の数人だけにしか伝わっていなかったら、どう?

パスはうまく通らないだろうし、攻めるのか、守り重視でいくのか?もあいまいになってしまうよね?

チームの作戦はチーム内の選手全員が把握しているからその作戦の成功確率は高まる。

それと一緒で仕事も必要な情報をみんなで共有していかないと連携がうまく取れない。

その結果、お客さんに迷惑をかけたり、チームのプロジェクトがうまくいかなかったり、ミスが多くなってしまうんだ」

という感じで相手がイメージしやすいサッカーに例えて仕事で大事な点をわかってもらおうとする。

要は、教わる側にとって興味がある分野の例え話を使うと、イメージしにくい馴染みのない分野の話でも理解してもらえやすい、ということです。

間違っても専門用語を多用したり、あえて難しい表現を使おうとはしないように(笑)

まとめ

今回のポイントを意識すると少しは研修を改善出来ると思います。

  • 具体的な研修計画を立てる
  • ゴール像を示す
  • 仕事でのつながりを示す
  • たとえ話をうまく使う

上記のポイントを是非ご自身の研修の際に意識してみてください。

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